「PEVO」 PEVO
「PEVO」 (1996 DIW/SYUN)
PEVO

<members>
1号:sold system:hazard guitar
2号:grop system:inconstan synthesizer
3号:meal system:transformation voice
1.「シャボン」 詞・曲・編:PEVO
2.「コンペリタンチップル」 詞・曲・編:PEVO
3.「convex and concave」 詞・曲・編:PEVO
4.「PLANET LUV」 詞・曲・編:PEVO
5.「ポクテキ賛歌」 詞・曲・編:PEVO
6.「UFO」 曲・編:PEVO
7.「シーラカンス」 詞・曲:田中靖美 編:PEVO
8.「バイルクーロス」 詞・曲・編:PEVO
9.「スポットのない世界」 詞・曲・編:PEVO
10.「リプレッヘル」 詞・曲・編:PEVO
11.「「アグミナスト・√77」のテーマ」 曲・編:PEVO
volquice proladuke by 平沢進
co-produced by 藤井雅己
engineered by 鎮西正憲
●PEVO星の宇宙人音楽?DEVO的テクノポップを意味不明の造語歌詞で歌う覆面ユニットの名盤
平沢進率いるP-MODELが90年代に入りSF的観点からのテクノポップを志向していた時期に、P-MODELのトリビュートバンドが集まったコンテストイベント「P-MANIA!」が何回かにわたって有志によって開催されていました。それはP-MODEL公認のイベントで平沢みずから審査員として、または普段見られないような組み合わせのゲストバンドとして参加していたのですが、そのイベントに参加していたのがDEVOのようなつなぎを着たPEVO星から来訪した宇宙人という設定のPEVOでした。そこで目をつけられ、トントン拍子に平沢の自主製作レーベルDIW/SYUNレーベルからデビューとなったのが本作です。
DEVOとP-MODELを掛け合わせた確信犯的なバンドネームに違わず、明らかにわかりやすいテクノポップを展開していますが、平沢の強い影響下にあるギターが随所で光り、ただシンセサウンドを聴かせるだけでなく、どこかロックな印象を感じさせます。そういえば、シンセ音もわざとコシのある太い音色を選んで使用している感覚です。また、PEVO語を駆使した歌詞(シャボンとかポクテキとかスポットとかコンペリタンチップルとか)とそのコンセプトは追随を許さないものがあり、わずかな題材で1つの壮大な物語を作ってしまう(ほとんど平沢進の)妄想具合には頭の下がる思いです(しかも歌詞カードの中だけの範囲で)。しかもこのアルバムだけでPEVO星に帰った設定なのか全く音沙汰をなくしてしまいます。そう考えると1つのコンセプトワールドとして突然変異の名盤であると言えるでしょう。
ところでつい最近10年くらいぶりに復活したそうですが、このようなタイプのユニットには後日談などは必要ないように思います。伝説は伝説のままにしておいた方が良いのです。
<Favorite Songs>
・「シャボン」
イントロの電子音フレーズから期待を抱かせる1曲目。抑揚のない歌唱法がまさしくロボ的で星人していて、特にサビなどは全く平坦な音程が続きます。デジタルシンセっぽいシャープな音色が余計に人間っぽさを希薄にしている感じです。
・「シーラカンス」
「P-MANIA!」でも演奏されたP-MODELのカバーですが、ミニマルな幾層にも重なり合わさったシーケンスがカオスを呼んでいます。圧巻は平沢ナイズされたギターソロで、わかってはいるんだけどこれだよね〜という期待通りの美学が感じられます。
・「convex and concave」
軽快なオーケストラヒットとPEVO語ナレーションが特徴的なアッパーな楽曲。キメのギターとスネアのタイミングが絶妙で、この曲のノリはそこで決まっているような感じがします。とにかくこのユニットはギターがポイントのようです。
<評点>
・サウンド ★★★★ (少々デジタルっぽいが音色はよく練られていると思う)
・メロディ ★★★★ (既聴感のあるメロディ故キャッチーさはないが面白い)
・リズム ★★★★ (プログレ趣味なのかP-MODELの影響か随所で変拍子に)
・曲構成 ★★★ (コンセプトを外さない楽曲の数々で1つのストーリーに)
・個性 ★★★★★ (コンセプトは大成功。平沢進?の妄想設定が凄まじい。)
総合評点: 9点
現在は中野のソレ系の専門ショップだけで独占販売。
PEVO

<members>
1号:sold system:hazard guitar
2号:grop system:inconstan synthesizer
3号:meal system:transformation voice
1.「シャボン」 詞・曲・編:PEVO
2.「コンペリタンチップル」 詞・曲・編:PEVO
3.「convex and concave」 詞・曲・編:PEVO
4.「PLANET LUV」 詞・曲・編:PEVO
5.「ポクテキ賛歌」 詞・曲・編:PEVO
6.「UFO」 曲・編:PEVO
7.「シーラカンス」 詞・曲:田中靖美 編:PEVO
8.「バイルクーロス」 詞・曲・編:PEVO
9.「スポットのない世界」 詞・曲・編:PEVO
10.「リプレッヘル」 詞・曲・編:PEVO
11.「「アグミナスト・√77」のテーマ」 曲・編:PEVO
volquice proladuke by 平沢進
co-produced by 藤井雅己
engineered by 鎮西正憲
●PEVO星の宇宙人音楽?DEVO的テクノポップを意味不明の造語歌詞で歌う覆面ユニットの名盤
平沢進率いるP-MODELが90年代に入りSF的観点からのテクノポップを志向していた時期に、P-MODELのトリビュートバンドが集まったコンテストイベント「P-MANIA!」が何回かにわたって有志によって開催されていました。それはP-MODEL公認のイベントで平沢みずから審査員として、または普段見られないような組み合わせのゲストバンドとして参加していたのですが、そのイベントに参加していたのがDEVOのようなつなぎを着たPEVO星から来訪した宇宙人という設定のPEVOでした。そこで目をつけられ、トントン拍子に平沢の自主製作レーベルDIW/SYUNレーベルからデビューとなったのが本作です。
DEVOとP-MODELを掛け合わせた確信犯的なバンドネームに違わず、明らかにわかりやすいテクノポップを展開していますが、平沢の強い影響下にあるギターが随所で光り、ただシンセサウンドを聴かせるだけでなく、どこかロックな印象を感じさせます。そういえば、シンセ音もわざとコシのある太い音色を選んで使用している感覚です。また、PEVO語を駆使した歌詞(シャボンとかポクテキとかスポットとかコンペリタンチップルとか)とそのコンセプトは追随を許さないものがあり、わずかな題材で1つの壮大な物語を作ってしまう(ほとんど平沢進の)妄想具合には頭の下がる思いです(しかも歌詞カードの中だけの範囲で)。しかもこのアルバムだけでPEVO星に帰った設定なのか全く音沙汰をなくしてしまいます。そう考えると1つのコンセプトワールドとして突然変異の名盤であると言えるでしょう。
ところでつい最近10年くらいぶりに復活したそうですが、このようなタイプのユニットには後日談などは必要ないように思います。伝説は伝説のままにしておいた方が良いのです。
<Favorite Songs>
・「シャボン」
イントロの電子音フレーズから期待を抱かせる1曲目。抑揚のない歌唱法がまさしくロボ的で星人していて、特にサビなどは全く平坦な音程が続きます。デジタルシンセっぽいシャープな音色が余計に人間っぽさを希薄にしている感じです。
・「シーラカンス」
「P-MANIA!」でも演奏されたP-MODELのカバーですが、ミニマルな幾層にも重なり合わさったシーケンスがカオスを呼んでいます。圧巻は平沢ナイズされたギターソロで、わかってはいるんだけどこれだよね〜という期待通りの美学が感じられます。
・「convex and concave」
軽快なオーケストラヒットとPEVO語ナレーションが特徴的なアッパーな楽曲。キメのギターとスネアのタイミングが絶妙で、この曲のノリはそこで決まっているような感じがします。とにかくこのユニットはギターがポイントのようです。
<評点>
・サウンド ★★★★ (少々デジタルっぽいが音色はよく練られていると思う)
・メロディ ★★★★ (既聴感のあるメロディ故キャッチーさはないが面白い)
・リズム ★★★★ (プログレ趣味なのかP-MODELの影響か随所で変拍子に)
・曲構成 ★★★ (コンセプトを外さない楽曲の数々で1つのストーリーに)
・個性 ★★★★★ (コンセプトは大成功。平沢進?の妄想設定が凄まじい。)
総合評点: 9点
現在は中野のソレ系の専門ショップだけで独占販売。
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テーマ : 本日のCD・レコード - ジャンル : 音楽
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